座間市相武台の泌尿器科,内科 相武台メディカルクリニック

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排尿困難について

このような症状でお悩みではありませんか?

 

排尿困難とは

 

  • 尿を出し始めるまでに時間がかかる
  • 尿が出にくい
  • 尿の勢いが弱い
  • 尿が途中で途切れる
  • 排尿時にりきむ必要がある
  • 排尿後に尿が残っている感じがする(残尿感)
  • 排尿後にポタポタと尿が出る
  • 突然、強い尿意を感じる
  • 排尿時に痛みがある
  • 尿漏れがある
  • トイレの回数が増えた

これらの症状は単独で現れることもあれば、複数が同時に現れることもあります。
座間市相武台の相武台メディカルクリニックでは、尿失禁や男性生殖器など、人には相談しにくいデリケートなお悩みにも丁寧に対応しております。プライバシーに配慮した診療環境を整えておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

 


排尿困難とは

排尿困難とは、尿を出そうとしてもうまく出せない、または尿の勢いが弱く時間がかかる症状のことをいいます。
「たかが尿の出が悪いだけ」と思われがちですが、放置すると尿路感染症や腎臓への負担増加など、より深刻な問題につながることがあります。


排尿困難とは


排尿困難に伴う主な3つの症状


排尿症状

排尿症状は、尿を出すときに問題が起きる症状です。
「尿が出にくい」「尿の勢いが弱い」「お腹に力を入れないと尿が出ない」といったものがあります。


蓄尿症状

蓄尿症状は、尿を膀胱に溜めることがうまくできない症状です。
トイレが近い」「夜中にトイレのために何度も目が覚める」「尿がもれてしまう」などがあります。


排尿後症状

排尿後症状は、トイレのあとに感じる症状です。
「まだ膀胱に尿が残っているような感じがする(残尿感)」「トイレを済ませて下着をつけたあとに、
少し尿がもれてくる(排尿後尿滴下)」といったものです。

 

多くの方がこれらの症状のうち複数を同時に抱えていることが多く、「ひとつだけ」というよりも重なって現れることが一般的です。

 


なぜ尿が出にくくなるのか

尿が出にくくなる2つの原因

ひとつは、尿の通り道が狭くなる(通過障害)ことです。
膀胱から外に出るまでの道(尿道)が何らかの原因で塞がれると、尿が出にくくなります。

もうひとつは、膀胱が十分に収縮できなくなる(膀胱収縮障害)ことです。
膀胱は収縮することで尿を押し出しますが、この力が弱まると尿がうまく出せなくなります。

 


排尿困難の主な原因

前立腺肥大症

前立腺は男性だけにある臓器で、膀胱の出口あたりで尿道を取り囲むように存在しています。正常な前立腺はクルミほどの大きさですが、加齢とともに少しずつ大きくなり、尿道を圧迫することで尿が出にくくなります。

前立腺肥大症は50歳頃から増え始め、70歳代では10人に1人以上が診断されるほど身近な病気です。

排尿の勢いが弱くなる・尿が出るまでに時間がかかるといった排尿症状だけでなく、頻尿・夜間頻尿・残尿感なども引き起こします。症状が進むと、完全に尿が出なくなる「尿閉」になることもあるため、早めの受診が大切です。薬物療法で多くの方が改善できます。


前立腺がん

前立腺がんは、日本人男性のがん罹患数で上位に入る身近な病気です。初期段階ではほとんど自覚症状がなく、がんが大きくなって尿道を圧迫するようになって初めて、排尿困難・頻尿・残尿感などの症状が現れます。そのため、症状が出てから気づいたときにはすでにある程度進行しているケースも少なくありません。

特に50歳以上の男性はリスクが高まります。血液検査でPSA(前立腺特異抗原)という数値を調べるだけでスクリーニングができるため、排尿に気になる症状がある男性はPSA検査も合わせて受けられることをお勧めします。早期発見できれば、治療の選択肢も広がり、予後も大きく改善します。


神経因性膀胱

膀胱は、脳や脊髄からの神経信号によってコントロールされています。
何らかの原因でこの神経の働きが乱れると、膀胱がうまく収縮できなくなり、尿が出にくくなります。
これを「神経因性膀胱」といいます。

主な原因

  • 糖尿病による末梢神経の障害
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症による神経の圧迫
  • 子宮がん・直腸がんなどの手術による神経へのダメージ
  • 脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷などの神経疾患

また、メタボリック症候群による膀胱の血流障害や、単純な加齢による膀胱機能の低下として起こることもあります。

排尿困難だけでなく、尿漏れや頻尿が同時に現れることも多く、症状のパターンは原因によってさまざまです。


尿路結石

特に尿道や膀胱の出口付近に結石があると、尿の流れが物理的に妨げられ、尿が出にくくなったり、途中で途切れたりします。

わき腹から下腹部にかけての激しい痛みや血尿を伴うことが多く、症状が急に現れるのが特徴です。水分摂取不足や食生活の乱れが原因になることがあるため、日頃からこまめな水分補給を心がけることが予防につながります。

尿道狭窄(にょうどうきょうさく)

尿道の内部が炎症・外傷・手術などの影響で傷つき、瘢痕(きず跡)によって尿道が狭くなった状態です。尿の勢いが弱くなる・尿が細くなる・排尿に時間がかかるといった症状が現れます。解剖学的に尿道が長い男性に多く見られます。

放置すると狭窄が進み、完全に尿が出なくなる「尿閉」に至ることもあるため、早めの対処が重要です。

心理的な原因

身体的な病気がなくても、強いストレス・不安・緊張が続くと、膀胱や尿道周囲の筋肉が過剰に緊張し、正常な排尿が妨げられることがあります。典型的な例としては、公衆トイレや職場のトイレなど、他人の気配がある場所ではどうしても尿が出ない、というケースがあります。

また、過去のトラウマや精神的な疾患が関与していることもあります。心理的な原因による排尿困難は、リラクゼーションや認知行動療法などのアプローチが有効な場合があります。一人で抱え込まず、気軽にご相談ください。


排尿困難を放置するとどうなるか

「年のせいだろう」と諦めてそのままにしていると、尿路感染症や腎機能障害などの合併症を引き起こすリスクがあります。症状が2週間以上続く場合や、徐々に悪化している場合は、早めに受診されることをお勧めします。

 


受診時の検査について

排尿困難で受診された場合、問診・尿検査のあと、必要に応じて以下の検査を行います。

 

問診・視診

 

排尿困難とは

症状の詳細や経過、生活習慣、服用中のお薬などを確認します。

 

尿検査

尿路感染症・炎症・尿路結石などの有無を調べる基本的な検査です。痛みを伴わず、短時間で結果がわかります。

 

超音波検査

体の外から音波を当てて、膀胱・前立腺・腎臓などの状態を画像で確認します。残尿量の測定や、前立腺の大きさ・結石・腫瘍などの確認ができます。被ばくがなく、体への負担が少ない検査です。

 

血液検査

腎機能・炎症の程度・PSA(前立腺特異抗原)などを測定します。前立腺がんのリスク確認にも役立ちます。

 

 

 


工藤院長から排尿でお悩みのかたへ

排尿に関する症状は、男性にも女性にも起こります。
「恥ずかしい」「年のせいだから仕方ない」と思って我慢される方も多いですが、
原因を特定して適切な治療を受けることで、症状が大きく改善できる場合がほとんどです。


また、男性の場合、排尿に問題があるときは前立腺がんが隠れていることもあります。
血液検査でPSA(前立腺特異抗原)を調べることで、前立腺がんのリスクを確認できます。
排尿困難の症状がある男性は、PSA検査も合わせて受けられることをおすすめします。

気になる症状でお悩みのときには、お気軽に相武台メディカルクリニックへご相談ください。

 


よくある質問

Q. 排尿困難は何歳から起こりやすいですか?

A. どの年齢でも起こりえますが、男性は50歳以降に前立腺肥大症が原因で発症することが多くなります。60歳以上の男性では約半数、80歳以上では約8割が何らかの排尿困難を経験するといわれています。女性の場合は閉経後や出産後に骨盤底筋の弱化から起こることがあります。年齢に関わらず症状が続く場合は、ご相談ください。


Q. 排尿困難と頻尿は関係していますか?

A. はい、密接に関連しています。前立腺肥大症などで尿道が圧迫されると、膀胱が完全に空にならず残尿が生じます。残尿があると膀胱の容量が実質的に減るため、少量の尿でもすぐにトイレに行きたくなります。両方の症状がある場合は、泌尿器科での診断をお勧めします。


Q. 生活習慣で改善できますか?

A. 適切な水分摂取・カフェインやアルコールの摂りすぎを控えること・規則正しい排尿習慣・骨盤底筋を鍛える運動などが、症状の改善に役立つ場合があります。ただし、原因疾患がある場合は自己対処だけでは限界があるため、症状が続くようであれば受診をお勧めします。


Q. どんなときに救急受診が必要ですか?

A. 完全に尿が出なくなった状態(尿閉)で、下腹部の膨満感・強い痛みがある場合は緊急性が高いです。また、高熱・悪寒・激しい腹痛や背部痛を伴う場合は、尿路感染症から重篤な状態(敗血症)に発展している可能性があります。このような場合はすぐに受診してください。

 


この記事の監修者紹介

 

相武台メディカルクリニック院長「工藤 治」

日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医として、長年にわたり泌尿器疾患の診療に従事。前立腺がんや排尿障害、尿路感染症など幅広い分野に精通し、小児から高齢者まで男女問わず診療を行っている。思いやりと心のふれあいを大切にし、患者さまの生活背景にも配慮した医療を実践。プライバシーや羞恥心にも十分配慮し、安心して相談できる診療体制を整えている。